リンバ/Limba(サイズⅬ) ゴゴ民族 伝統楽器

IL-Y1

35,000円(税込38,500円)

在庫状況  SOLD OUT

東アフリカにあるタンザニア連合共和国の内陸部に住む
ゴゴ人の伝統楽器“リンバ” 』(親指ピアノ)

一般的に"カリンバ"として知られる親指ピアノと類似の
ラメラフォン(共鳴箱や板に細長いキーがいくつもとりつけられた楽器)の一種。

タンザニア内陸部に住むゴゴ人の民族楽器(親指ピアノ)で、ゴゴ語で "リンバ/Limba" と呼ばれます。
(小さいものを "チリンバ/Chilimba"、大きいものを "イリンバ/Ilimba" と呼びわける)

大型サイズのこの"イリンバ"の音色の特徴は、大型の共鳴箱に唸るように響くウオォ~ンと深く伸びる低音だと思います。
最近では材料となる木材が減ってきていることから新しくイリンバが製作されることも減ってきている印象です。


アフリカには数多くの親指ピアノが存在しますが
ゴゴ民族のこの楽器の特徴は、、

ゴゴ民族特有のゴゴ音階、そして黒く平ぺったい金属片の上部に取り付けられたカラフルな金属片がそのキーを弾いたときに鳴るシャラシャラした音と、
音孔にイエ蜘蛛の卵袋膜(白い膜状のもの)を貼ることによって、他に類をみないふくよかな倍音(サワリ音)を生むことが挙げられます。

W型に並べられた金属片ですが、基本的には両外側のみを親指を使って弾き、内側は共鳴鍵として音量の増幅、微妙な調律の為に存在しています。


ゴゴ人親指ピアノ:リンバに張り付けるブイブイ。
スワヒリ語で"ブイブイ"と呼ぶこの蜘蛛の卵袋膜。

このサイズのリンバではブイブイを楽器の正面中央と、「ZAWOSE」と刻印された前面の2箇所、合計3箇所の響孔に貼ることができます。(音の強弱、好み等によって1、2枚しか貼らない場合もある)

しかしブイブイは伝統的家屋でないとなかなか採取できないこともあり、いまは環境の変化から現地でもとても稀少になり、また演奏スタイルの変化等から現地の奏者でも貼ってないことも多くなりました。

当店では今のところまだこのブイブイを基本上記3箇所に貼ってお届けしています★
これはお好みによって変更可能ですので、「1枚だけ貼ってあと2枚はストックとして...」等、ご注文の際に【備考欄】にてご連絡下さい。

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【楽器サイズ】
 タテ30cm ヨコ29cm 幅5.5cm(弦高が共鳴箱から+4cm)
※全て手作りの為、サイズには多少の個体差があります。

【調律】
 ゴゴ民族5音階

【製作者】
Yohana_Nyagani
 Yohana Nyagani(ヨハナ ニャガニ)
タンザニアの天才音楽家、故フクウェ・ザウォセが親戚筋の彼を村から呼びよせ、幼少時から音楽に触れて育つ。
フクウェ氏は見所のあった彼を小さい頃から海外公演へも連れて行き、イギリス、日本等海外渡航経験も多数。
「チビテ/CHIBITE」(Zawose Family)の中心メンバーの1人として活躍。
リンバ製作者としても、彼の細かな性格のよく表れた繊細な作りでクオリティの高い楽器を製作しています。

→当店ではゴゴ民族の親指ピアノの調律、修理、ブイブイの購入等の御相談にも応じております。
 こちらよりお気軽にご連絡下さい。

→リンバの弾き方ワークショップも大阪で開催中☆
 詳細はこちらをご確認下さい。

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